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社員紹介

バラエティ
06.

岩木 伸次 SHINJI IWAKI

エンタテインメント本部
バラエティ部 ディレクター
  • 2018年入社
  • TBS『ラヴィット!』ディレクター
  • TBS『マツコの知らない世界』ディレクター
  • TBS『ジョブチューン』ディレクター
バラエティ
06.

岩木 伸次 SHINJI IWAKI

エンタテインメント本部
バラエティ部 ディレクター
  • 2018年入社
  • TBS『ラヴィット!』ディレクター
  • TBS『マツコの知らない世界』ディレクター
  • TBS『ジョブチューン』ディレクター

イキイキと輝いている大人に、なりたかった。

大学時代から渋谷のバーでアルバイトをしていて、卒業後も就職をせずに続けていました。ちょっと雰囲気のあるお店で、企業家をはじめ、有名企業の社員、実業家、テレビ関係、音楽関係……、さまざまな業界の方が来店していました。接客中の会話などを通じて、テレビ業界の方が、特にイキイキと輝いていて。「こういう大人になりたい」と思い、ある番組制作会社に入りました。アーティストのミュージックビデオやフジテレビのレギュラー番組、テレビ朝日の特番、TBS土曜夜7時枠『サタネプ☆ベストテン』、『ネプの超法則!!』などバラエティ番組でサブディレクター業務を経験した後、TBS土曜7時枠が『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』にリニューアルするタイミングでディレクターに。29歳でした。その後、番組の総合演出ディレクターに誘われたこともあって、今の会社(当時はTBSビジョン)に転職しました。大きい番組を手掛けている会社の社員でいたほうが、フリーで居続けるよりも、大きいチャンスが巡ってくるだろうし回数も多いだろうと。

『マツコの知らない世界』、ディレクターの仕事。

TBS『マツコの知らない世界』は、入社後から担当。6つあるチームの1つのディレクターを任されています。番組は前後半でテーマが異なる二部構成。それぞれのテーマを各チームが持ち回りで担当します。まずは全チーム参加の全体会議でテーマを選定。次にテーマに詳しいゲスト探し。候補者を10〜20名リストアップして、全員に会いに行く。聞いた話をまとめて「この人だとこんな展開ができそう」とプロデューサーにプレゼンテーション。ゲストが決まったら詳細な取材と打ち合わせ。番組中に流すVTRが必要ならロケもします。そこから台本、フリップ、VTRなどを整えて、本番収録に臨むのが基本の流れです。

担当回の本番収録では、フロアディレクターとしてスタジオを仕切り、本番収録後は編集作業。自分の担当ブロックのオフライン編集をし、データをチーフディレクターへ。同じ回に放送する別テーマとの兼ね合いもあるので、チーフディレクターが最終的な編集・調整をして、1時間の番組が出来上がります。

「あえて」ばかりの、本番収録。

『マツコの知らない世界』の本番収録は、ゲストに台本を用意せず、マツコ・デラックスさんには、詳しい内容を知らせずに臨みます。ゲストに「台本通りにやろう」と意識させたくないのと、マツコさんの新鮮なリアクションを撮りたいから。あえて見せない・知らせない理由があるんです。また、一般的なバラエティ番組ではフロアディレクターがカンペを出して進行をコントロールしますが、この番組ではあえてしません。収録が始まったら、マツコさんとゲストにおまかせ。ゲストにフリップを渡したり、料理やグッズを紹介する回であれば運んだりしますが、基本的には流れを見守る感じです。想定外のところにマツコさんが食いついて、話が盛り上がれば、そのほうがいいですから。あらぬ方向に話題が飛んでも、あえて遮ることもありません。「どうなっていくんだろう」というワクワク感と緊張感(そして、少しばかりの恐怖感)を感じられるのもディレクターならでは。アルバイト時代に感じていた、大人をイキイキと輝かせるエッセンスなのかなと思います。

嬉しいのは、いい反応があったとき。

どんなテーマで、どんなゲストを連れてきて、どう撮って、どう紹介していくか。ゼロから考えて作った番組を評価してもらえると、やはり嬉しいです。番組で紹介する取材先やゲストの多くは無償協力。番組を見て「ありがとう」、「協力して良かった」という反応があるとホッとします。最近は番組の視聴率はもちろん、SNSでバズるとテンションが上がります。

今は、いち番組ディレクター。ゆくゆくはチーフディレクターになって、放送回全体を演出する総合演出の立場になりたいです。また、自分が企画した新番組を立ち上げて、自分で撮るという野望もあります。そうなりたくて会社に入ったわけですから。相当な経験値とノウハウが必要ですが、目指していきます。

MESSAGE

ディレクターに大切なのは、経験値。いわゆる「特別な才能」は必要ありません。熱意があれば、やる気があれば、諦めずに続けていれば、大丈夫。ただ、ディレクターに辿り着くまでに、諦めてしまう人が多いのも事実。でもこれ「本気度が試されているだけ」だと思うんです。自分にとってバラエティ番組は、莫大な予算をかけた大人の遊び場。普通は会えない人に会ったり、入れない場所に入れたり、他の職業にはない経験が、たくさんできます。人として成長できる職業です。辛いことも多いですが、うまくいったときの楽しさは途轍もない。興味があれば、ぜひ参加してください。

TBSスパークルになって感じたことは、仕事のし易さ。以前、『ジョブチューン』でプロ野球選手の話を聞く回があったのですが、それぞれの球団を担当しているスポーツの担当者がほぼTBSスパークルの社員でした。これまでは別々の制作会社だったのが、同じ会社の社員同士になったため、取材後のやり取りも含め、やりやすさが段違いだなと、実感しました。

MESSAGE

WORKS

WORKS

SCHEDULE OF ONE DAY

9:00

フランスパリ移動

ある番組でフランスパリ市内で生地のパリコレ「DECO OFF」というイベントの取材・撮影の下見をするため、宿泊先のホテルを出発。日本と違い9:00にもかかわらずまだ薄暗い。

10:00

ロケハン

フランスパリ市内で生地のパリコレ「DECO OFF」の会場に到着し下見(ロケハン)。生地を貼った巨大な提灯が吊られた展示会場を回りながら撮影プランを立てる。

12:00

昼食・休憩

午後からの撮影に備え昼食休憩通訳さんにお願いして記念写真を1枚。

13:00

ロケ

生地のパリコレ「DECO OFF」の取材・撮影。生地ブランドのショールームを回りそれぞれのブランドの特徴と新作生地の説明を受ける。100以上もブランドがあり、それぞれデザインやこだわりが違うことに驚く。

17:00

移動

ロケ終了後、急いでパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ。ロケ終了と同時に雪が降り始め、ホッとする。

20:00

フライト

2泊3日滞在したフランスに別れを告げ15時間のフライトで日本へ帰国。

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