PEOPLE

社員紹介

DRAMA & CINEMA

新井 順子JUNKO ARAI

エンタテインメント本部
ドラマ映画部 / プロデューサー

2001年入社

2019年4月期 TBS火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』プロデューサー

きっかけは、
自分の台本で上演した文化祭の劇。

初めてハマったドラマは『東京ラブストーリー』。小学生のころからドラマが好きで、気に入った作品はシナリオ本も読んでいました。「ドラマってどうやって作るんだろう」と思っていた中学時代、文化祭で劇をやる機会があって。自分で台本を書いて、役割分担を決めて、これは楽しいなと。それで「ドラマを作る仕事をしたい」と専門学校に進学し、この業界に来ました。

母親が舞台やミュージカルが好きで、よく連れて行ってもらいました。物語が好きなのは、その影響もあると思います。

助監督時代に訪れた転機。

入社してから6年間、助監督として働きました。「ドラマってこうやって作っていくのか」という発見や「ドラマを作っている」という実感があって、もちろん体力的にきついこともありましたが、毎日が楽しかったですね。とにかく制作に関わることが楽しかったので、先々のことはあまり考えていませんでした。

でもあるとき腰を悪くして、助監督として現場に立てなくなってしまったんです。会社の方と今後について話し合うんですけど、意外とやりたいことがバーッと出てきて。自分は(ディレクターのお仕事である)カット割りを考えるより、「こういう物語をドラマ化したい」「この物語の主人公は、この役者さんがいい」を考えるほうがワクワクするなと。それでプロデューサーを目指すことにしたんです。

大切にしているのは、
チームワーク。

プロデューサーデビューは2008年のTBS 昼ドラマ『ラブレター』。そこで感じたのは「決断することが多いな」ということ。やはり「こういうドラマを作ろう」という旗振り役でもあるので、自分の意見がないと周りを困惑させてしまうんです。また自分が「こうしたい」と言った一言で多くの人が動くので、感動を味わうとともに責任の大きさを感じましたね。各部署との調整も多く、精神力の要る仕事だなと。

嬉しいことに、若くしてプロデューサーになってすごいと褒めてもらうことが多いんですが、本当に運が良かったなと思っていて。振り返ると、どんなときも誰に対しても同じ態度で接してきたのが今に繋がっているのかなと。助監督時代に一緒に苦楽をともにした方々が、時を経て企画を検討する立場になられたときに、「なんか企画ある?」と声をかけてもらえるようになって。チャンスが広がったなと感じました。立場や肩書き、有名無名に関係なく敬意を持って人と接するのって、大切なことだと思うので、だから自分も関わる仕事はチームワークを大切にするよう心がけています。

若い人たちにとってプロデューサーは、話しかけづらい存在だったりするので、大して用事もないのにスタッフルームに行って話しかけるようにしています。そうすると「ちょっとコレなんですけど…」って声をかけてくれるんですよ。わざわざ訪ねて聞く内容じゃないことも、気軽に聞いてくれてコミュニケーションが深まりますよね。あとは、私がこれまで付いてきたプロデューサーには、ご飯とかカラオケとか連れて行ってもらったので、自分がしてもらって良かったことは下の子たちにもやりたいなと思っています。

アイデアを思いついたときは、楽しい。

プロデューサーの仕事は、キャスティングやスタッフの編成、予算の管理など色々ありますが「どんなドラマにするか」という台本作りは外せません。台本作りでは「どうすれば楽しめるか」「ワクワクするか」、よく考えますね。見た人たちに「そうきたか」「来週も見たい」と思ってもらいたいので。原作がある場合は、原作をベースにしますが、オリジナルの場合は設定から考えます。
『わたし、定時で帰ります。』は原作がある作品でした。それでもリアルな声を聞きたいと思い、働く女性、200〜300人くらいにアンケートをとったんです。いろんな悩みが書かれていて、働くって人生そのものだなと。それで回答から見つけたネタや私の周りの出来事をもとに「こんなストーリーにしたい」「こんなシーンにしたい」、どんどん脚本家さんに伝えて台本を仕上げていく。アイデアを思いつくときは、楽しいなって思いますね。

働き方改革関連法が施行されたタイミングで放送が始まったこともあって、ドラマの反響は大きかったです。番組に寄せられるメッセージも、今までとは少し違いました。「○○さんがかっこいい、かわいい」という感想より「無理するのをやめようと思った」「こう思っていたけど考えが変わった」などの意見が多かった。それだけ見ている人に深く届いたのかなと思いました。作品が見た人の何かを変えるきっかけになったのなら、とても嬉しいことです。

これまでのドラマにない、
新たな発明をしたい。

今は、2020年に放送予定のドラマを準備しています。原作のないオリジナルドラマで、7、8年あたためてきた企画。どんな主人公にするか、どういう設定にするか、そもそも成立するのか?調べること、考えることはたくさんあります。真っさらな状態から作り上げていく作業は大変ですが、楽しみのほうが大きいです。日々のニュースを見ては脚本家さんと「これネタになるかな。どんなテーマになるかな」と話し合ったりしています。

ドラマにはいろんなジャンルがあって。恋愛もの、学園もの、家族もの、事件もの、医療もの……。それぞれセオリーというか、パターンがあると思うんです。そういう枠にはまらない物語の進め方、描き方。新たな発明というと大げさですが「最近こういうドラマなかったな」というダイナミックなエンタテインメント作品を考えています。どんな形になって見る人に届けられるのか、私自身も今から楽しみです。

MESSAGE

自分の作品を誰にでも無料で見てもらえるのが
テレビ。目に見えて成果が分かるから、やりがいも喜びもあります。
やりたいことがあって企画が面白ければ、
入社1年目でもプロデューサーになれるチャンスはあります。
いくらでも下剋上のある世界です。
どんな作品を作りたいか、考え想像してみてほしい。下っ端のときでも、もらった台本を
「自分ならどう面白くできるかな」
と考えれば、毎日は楽しいはず。
学歴や要領の良さがなくとも
「好き」という気持ちさえ
あれば、大抵のことは
乗り越えられると思います。

WORKS

  • TBS 愛の劇場『ラブレター』。初めてのプロデューサーをした昼ドラ。自分がこうしたい、と言ったことが物語になる感動を体感できた。プロデューサーの仕事を教えてもらった作品。

  • TBS『タンブリング』。初めてのゴールデンプロデュース作品。役者が本当に男子新体操に挑戦するという企画。1年以上番組に関わり、ケガもたくさんあったし、喧嘩も話し合いも何度もあったけど、スタッフ・キャストが一つのものに真摯に向き合った作品だった。青春。

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  • TBS 金曜ドラマ『夜行観覧車』。初めて単独でプロデュースした作品。原作権をとって、脚本家にアタック。そこから出演者を口説くのに半年を要した。複雑な構成に挑戦し、視聴率も合格点で評価ももらうことができた。湊かなえシリーズ『Nのために』『リバース』もすごく思い入れがあり、この三部作をやったことで、自分の見られ方が変わった気がする。

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  • TBS 金曜ドラマ『アンナチュラル』。念願の1話完結事件もの。取材・台本作りが本当に大変だった。本打ちで何度朝を迎えたか分からない。オリジナルだったので設定作りにも時間がかかった。視聴率以上に反響があり、数々の賞を受賞。主題歌を歌ったアーティストが『NHK紅白歌合戦』に出演した際、「ヒットしたドラマの主題歌で」と紹介され、映像が使われたのも感動した。

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  • TBS火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』。働き方改革関連法案の施行タイミングに合わせて企画されたドラマ。「テレビの世界で働く人は、定時で働く人のこと分かっていない」。そう思われたくなくて、1話1話のテーマ設定にこだわった。反響も大きく、見る人に深く届いたという手応えも感じた。

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SCHEDULE OF
ONE DAY

10:00

編集プレビュー!

監督が編集した映像をプレビュー!分かりづらいところなど意見を出し合い修正し放送尺にはめていきます。尺に収めるため1秒2秒どこをカットするのかが悩ましい…!

13:00

名物カレーうどん!

お昼ご飯は編集室に出前を頼みました。名物カレーうどんは美味!身体も心もポッカポカ。

14:00

ドラマPRでバラエティロケに同行

ドラマPRを兼ねて、キャストが人気バラエティ番組にゲスト出演。ペットショップのロケへ同行しました。生まれたばかりの子犬に癒やされる!!

16:00

台本打ち合わせ!

脚本家さん、監督、編成担当と台本打ち合わせ。ストーリー展開をどうするかなどアイディアを出し合います。打ち合わせでは、ダメ元でもとにかくアイディアを出すように心がけています。

19:00

デスクワーク

スケジュールやメールのチェック。領収書の整理や予算の管理などなど。プロデューサーはデスクワークも大切な仕事。電話が鳴りっぱなしの日も

21:00

ディナー!

ずっと行きたかったピザ屋さんに、仲良しのスタイリストさんと来店。美味しいものを食べて飲んでしゃべってストレスを発散!

23:00

まったり家でドラマ鑑賞

1日の終わりは趣味のドラマ鑑賞でエネルギーチャージ。感動して泣きまくるとスッキリするものの、次の日必ず目が腫れてしまいます。

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