PEOPLE

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宮藤官九郎と数々のタッグ
何年先でも見られるドラマを

AKI ISOYAMA

ドラマ プロデューサー
エグゼクティブクリエイター職
1990年入社
  • - 主なプロデュース作品 -
  • 2000年 「池袋ウエストゲートパーク」
  • 2002年 「木更津キャッツアイ」
  • 2005年 「タイガー&ドラゴン」
  • 2013年 「空飛ぶ広報室」
  • 2020年 「恋はつづくよどこまでも」
  • 2021年 「俺の家の話」
  • 2023年  Netflix「離婚しようよ」

AKI ISOYAMA

ドラマ プロデューサー
エグゼクティブクリエイター職
1990年入社
  • - 主なプロデュース作品 -
  • 2000年 「池袋ウエストゲートパーク」
  • 2002年 「木更津キャッツアイ」
  • 2005年 「タイガー&ドラゴン」
  • 2013年 「空飛ぶ広報室」
  • 2020年 「恋はつづくよどこまでも」
  • 2021年 「俺の家の話」
  • 2023年  Netflix「離婚しようよ」

PROFILE

AKI ISOYAMA

ドラマ プロデューサー
エグゼクティブクリエイター職
1990年入社
  • - 主なプロデュース作品 -
  • 2000年 「池袋ウエストゲートパーク」
  • 2002年 「木更津キャッツアイ」
  • 2005年 「タイガー&ドラゴン」
  • 2013年 「空飛ぶ広報室」
  • 2020年 「恋はつづくよどこまでも」
  • 2021年 「俺の家の話」
  • 2023年  Netflix「離婚しようよ」

きっかけ
「自分には向いてない」からのスタート

この仕事を選んだのは、ドラマが好きだったからです。特にTBSのドラマは「ふぞろいの林檎たち」や「想い出づくり。」といった、大人っぽくてドキドキする作品が多くていいなと思っていました。
ただ、ドラマの世界に入ってみたものの、SD(サブ・ディレクター)の仕事があまりにも向いていなかったので、自信を喪失してディレクターになるまで続けられないと思っていました。朝、エキストラさん分のお弁当を100個頼むのを忘れたことに気づいて、必死にコンビニで買い占めてなんとかしたのに、昼の分も忘れてることに気付かないとか…。信じられないですよね(笑)。失敗しない日もあったと思いますが、とにかく向いてなかった。

イメージ

ドラマ制作をしながら、まさかの漫画家デビュー

せっかく入社したのに、仕事ができないから辞めるのはかっこ悪いと思っていました。
だから「別の道に進む」という理由でかっこよく辞めるために、こっそり漫画の新人賞に応募しました。漫画は高校生の頃に描いていたんです。
するとその作品で賞をいただいて、担当編集者も付いたんです。これを足がかりに連載を手に入れて、会社を辞めようと思っていました。ところが担当さんに「絶対に辞めない方がいい。今の生活を漫画にしなさい」と言われてしまって。そこから「プロデューサーになりたい」という漫画の連載が始まりました。ただでさえ現場の才能がないのに、隔週連載で漫画を描かなきゃいけなくなってしまって当時はすごく辛かったです。でも、独自の表現媒体を持ったことで他の社員にはない強みができたのはよかったと思います。ちなみに、漫画の内容は実話の部分が多かったので、上司からは「いつまで描くの?」と言われてました(笑)。
漫画を描いたことで自分の才能の限界をめちゃくちゃ感じました。例えば、どうしても描きたいコマがあるとして、そこに至るまでの段取りがありますよね。それを描くのが本当に苦手というか面倒くさいんですよ。でもドラマでも才能がある人は、その段取りもおもしろくしてくれるし、うまく処理してくれます。
撮影の時も同じです。撮りたいシーン以外は「誰か撮ってくれないかな」と思ってしまう(笑)。ディレクターに向いてないと思います。漫画もドラマもそういう説明の積み重ねで成立しているんですけどね。

これからは時間と予算を掛け、じっくりと作りたい

「池袋ウエストゲートパーク」が、放送から20年以上経っても配信で人気だと聞いてとても嬉しかったです。
これからも、いつまでも見てもらえるようなドラマを作っていきたいと思います。地上波放送のドラマはもはや視聴率何%取ればいいのかわからなくなってきているし、深夜帯や配信も含めると、見切れないほどたくさんのドラマがありますよね。低予算のドラマをたくさん作っていても、そのうち淘汰されるような気もするので、企画をすごく練ってからある程度お金をかけて、確信を持って作りたいです。
その方が作品のクオリティや制作能力の高さを示せるので、じっくりとIP開発していった方がいいと思います。自分がやるべきだと思うものに対しては熱くなれますし、どうせ作るなら作る意義のあるものに取り組みたいですね。

MESSAGE

TBSグループは自社制作能力が高いんです。他の局の方が、系列の制作会社と外部の制作会社が作っている割合が高いと思います。TBSドラマはTBSテレビとTBSスパークルでほぼ作っています。2つの会社はいろいろな意味で距離が近いし、人材交流も盛んなので、ドラマ作りがしたいなら実際に作るポジションにつきやすい気がします。

またTBSは先輩方から引き継がれた、欧米にもアジアにも負けないコンテンツ作りのノウハウを持っていると思っています。そのノウハウに加えて、若い作り手が若くて才能のある脚本家と運命的に出逢えれば、配信のドアも開いた今、今後の日本の(というか世界の)ドラマのトップランナーになれる可能性があると思います。運命の相手とタッグを組んでお互いに切磋琢磨していけば、誰にも真似の出来ない作品ができるんじゃないかと。

というか、引き継がれたノウハウなんて無視していいので、ビックリするドラマも見たいです。地上波と配信との過渡期、なんでもアリなので、ぜひ、目立ってください!

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