JOB ダイバーシティ障がい者雇用
今村 佳暖
KANON IMAMURA
ドラマ映画部
2022年入社。
大好きなドラマ制作の監督に憧れて専門学校で映像制作を学ぶ。
現在は、ドラマ制作の助監督を担当中で
AP(アシスタントプロデューサー)業務も経験。
01
入社したきっかけ
幼少期は、ミュージカルを習っていて、中学、高校の時には演劇部で演劇をやっていました。漠然とドラマやエンタメが好きで映像制作の専門学校に進みました。ドラマ実習では、自分から立候補してドラマの監督をやらせてもらった経験もあり、憧れていた映像コンテンツ制作ができるTBSスパークルに魅力を感じ選考に臨みました。面接やその後の面談を重ねていってドラマの現場の方や人事部の方とお話しする中で、「私でも周りの仲間と協力していけば、現場で活躍できる」と思い、入社を決めました。
02
仕事内容
今まで経験した担当業務
・スタジオでの楽屋の準備・台本配り・出演者の誘導
・撮影時のカチンコ打ち
・小道具やセットの飾りのデザインなどを監督と決めて、美術や小物準備など
・番組の広告&宣伝媒体(SNSや新聞、LINEスタンプ、グッズ制作など)
03
これまでの仕事で印象に残っていることは?
日曜劇場「アンチヒーロー」第8話で北村匠海さんが演じる赤峰柊斗が提示した偽造の運転免許証が「DISH//愛を感じる」とSNSで話題になったこと。
監督にも相談した上で免許証の生年月日は、北村さんの生年月日に。さらに住所は、「ディッシュハイツ」で、番地は「11-12-25」DISH//の結成日にかけました。
SNSでは、「こだわりと遊び心すごい!」「愛が溢れてる!」と反響も大きく観てくれる人を増やすきっかけになったかと思うと嬉しかった。
04
仕事のやりがい
いろいろなドラマの現場を経験させていただいて、その監督ならではの演出やカット割りを吸収して、自分の糧にしていけるところと、自分なりの小さい演出を、どれだけドラマに残せるか。こだわり、面白いなと思っていることがどれだけ画面に残せるかというのが現在の目標でもありやりがいです。
05
会社のいいところ
私には先天性の下肢障がいがあり、山奥や海辺などの足元が不安定なドラマのロケは、苦労しました。そんな現場では、上司が配慮してくれて同じ番組を担当している社員に交代してと言ってくれたり、他の現場でも助監督同士だと快く助けてくれます。「何もしなくてもいい」と特別扱いされたくない気持ちもあるので、スタッフには障がいの内容や配慮してもらいたいことを自分から説明しています。やりたいことはさせてもらえる環境があるし、実際にドラマ収録後に、面談もあり「今回の番組はどうだった?」と聞いてもらって、次の現場にも意見を活かしてもらえます。障がいがあってもできないことはないと思っています。
06
これからの夢
最近はドラマ化するにあたり、原作で面白いものがないか常に調べたり、流行のマンガなどを読むようにしています。若手も企画書はどんどん書こうという方針で、月に1回「企画相談会」があります。企画を提出すると現役のプロデューサーや監督が添削してくれたり、アドバイスをくれます。現在は、助監督ですがステップアップしていって、いずれは監督としてデビューしたいです。私は、恋愛ドラマが好きでいずれ自分の企画を通して、若い感性を活かしたリアルな恋愛ドラマを映像化したいです。
1クールドラマ撮影が終わるとお休みをいただきます。
休日は、ドラマ制作の仲間とバーベキューをしたり、旅に出ます。
旅先の神社で御朱印を集めたりしています。