「下剋上球児」で新たな試みも
“ドラマのTBS”を支える監督
PEOPLE 2,3年目社員の声
原点は 被災地で会った女性
“気持ちに寄り添う”取材を
秋山 瑞貴 MIZUKI AKIYAMA
- 2021年 「あさチャン!」「報道の日」「情報7daysニュースキャスター」「Nスタ」などのSDを担当。
- 2023年 TBSテレビ報道局社会部 記者に。
秋山 瑞貴 MIZUKI AKIYAMA
- 2021年 「あさチャン!」「報道の日」「情報7daysニュースキャスター」「Nスタ」などのSDを担当。
- 2023年 TBSテレビ報道局社会部 記者に。
PROFILE
秋山 瑞貴 MIZUKI AKIYAMA
- 2021年 「あさチャン!」「報道の日」「情報7daysニュースキャスター」「Nスタ」などのSDを担当。
- 2023年 TBSテレビ報道局社会部 記者に。
きっかけ
“何かを伝えることで、誰かを救えるかも”
学生時代、東日本大地震の被災地に行った時、被災者の方に直接お話を聞く機会がありました。ある女性は、自身の被災体験を目に涙を浮かべながら、当時学生である私に話してくれました。その日初めて会ったにもかかわらず、自身の辛い体験を話してくれたことが忘れられませんでした。
「何かを伝え続けることで、救える人がいるかも知れない」
そう思い、この仕事を志望するようになりました。
自分の知らないところでひたむきに生きている人がいて、そういった方に焦点を当てられるような仕事がしたいと思っています。
“出会えなかった人と出会える”
報道記者の仕事
2023年の4月から報道局社会部で記者をしています。
今は「内勤」で、局外の記者クラブにいる記者が書いた原稿をもとに、ニュース向けの映像を編集したり、テロップ原稿を作ったりしています。
時には外へ取材に出向き、原稿を書く機会もあります。記者クラブに属していないからこそ、事件や事故、異常気象、明るい話題などなど…ジャンルを問わず取材をするチャンスがあります。
何がニュースなのか?
どうすれば視聴者に伝わるのか?
正しく情報を伝えるとは?
まだまだ先輩方などから教えてもらうことばかりですが「ニュースの最前線にいる」という責任感を持ちながら仕事をしています。
また記者は、色んな人と出会えるのが面白いです。この仕事をしていなかったら"出会うはずではなかった人"に直接お話を聞くことができるのが醍醐味だと思います。
相手の気持ちに寄り添う初めての災害取材
入社1年目の頃、熱海市で発生した大規模な土石流の取材をしたことが、とても印象に残っています。
私にとっては初めての災害取材。今、現地はどういう状態なのか?先輩記者と相談しながら、探り探り現場に入って行ったことを今も鮮明に覚えていますし、安全面も当初は不明瞭で緊張感がありました。
現場に着いて避難所へ向かうと、多くの人々が集まっていました。不安そうな表情を浮かべる人、中には親族や知り合いの行方が分かっていないという人もいました。どんな言葉を掛ければよいのか悩みながら取材させていただき、その様子を放送することができました。大変な状況の中、取材に協力していただいた方々には本当に頭が下がる思いでした。
この取材を通じて「取材相手の気持ちに寄り添う」という心構えは絶対に欠いてはいけないな、と改めて思いました。今でも、この時のことを度々思い出しながら取材をしています。
TBSスパークルだからできる
TBSスパークルの強みは、幅広い職種があることです。
同期の話を聞くと、ドラマやバラエティに携わっている人もいれば、VRについての仕事をしているという人も。放送業務を超えてもチャレンジできるフィールドがあるので、やりたいことを叶えられるチャンスは巡ってくると思います。
また社員が1300人もいるため、さまざまな現場でTBSスパークルの先輩たちと顔を合わせます。私がいる社会部にも何人かいますし、記者だけでなく編集スタッフやカメラクルーにも。同じ会社だから話せることもありますし、みなさん親身になって話を聞いてくれるので、恵まれている環境に感謝しています。
SCHEDULE OF ONE DAY ある一日のスケジュール
TBS報道局へ出社し、この日の取材準備。
カメラマンらと一緒に現場へ。
取材開始。
帰社後、昼ニュースの編集を担当する記者へ取材内容を共有。
夕方ニュースに向け、別のニュースの編集作業や原稿作成など。
別の電話取材などをおこない、退社。