「下剋上球児」で新たな試みも
“ドラマのTBS”を支える監督
PEOPLE 2,3年目社員の声
スポーツ中継&メタバース
理系SDの二刀流キャリア
簗瀨 賢太郎 KENTARO YANASE
- 2022年 「Nスタ」スポーツニュース枠のSDを担当しながらデジタルクリエーションラボ室の業務も兼任。
- 2023年 「世界陸上ブダペスト」「バレーネーションズリーグ」「アジア大会・中国杭州」などの中継でSD担当。
簗瀨 賢太郎 KENTARO YANASE
- 2022年 「Nスタ」スポーツニュース枠のSDを担当しながらデジタルクリエーションラボ室の業務も兼任。
- 2023年 「世界陸上ブダペスト」「バレーネーションズリーグ」「アジア大会・中国杭州」などの中継でSD担当。
PROFILE
簗瀨 賢太郎 KENTARO YANASE
- 2022年 「Nスタ」スポーツニュース枠のSDを担当しながらデジタルクリエーションラボ室の業務も兼任。
- 2023年 「世界陸上ブダペスト」「バレーネーションズリーグ」「アジア大会・中国杭州」などの中継でSD担当。
きっかけ
WBCやサッカーW杯に夢中だった少年
子供の頃から、僕は根っからのテレビ好き。放課後はいつもテレビに張り付いていました。特にスポーツ中継が好きで、WBCやサッカーW杯の際には、盛り上がり過ぎて喉を枯らすことも…。次第に、このスポーツの熱を多くの人に伝えたいと思うようになり、テレビ業界を志望しました。
当時の僕は、テレビとは縁遠い理系大学生。通信回線や放送機器の整備などでテレビを支える技術系の会社に入るべきかと悩みましたが、演出やプロデューサーをやりたいという気持ちは抑えられず、自分の意思を信じて制作の道に進みました。
スポーツも、先端技術も 二刀流のキャリア
スポーツ中継のSDは、大会前に必要な資料を作成します。出場選手の過去成績の調査、テロップ発注などなど…。
この資料を基にディレクターがVTRを作ります。また、アナウンサーが実況の参考にする資料でもあるため、間違いは許されません。慎重に慎重を重ねて作成しています。
時にはSDがVTRを制作できることも。魂を込めて編集をしています!
大会中は、臨機応変な対応が求められます。選手が記録を更新しそうになったら、すぐにそれが何年振りの更新か調べたり、それに合わせたテロップを発注したり。
中継は速さと正確さが命なので、いつもドキドキです。(笑)
また理系出身ということもあり、先端技術に興味があったため、デジタルクリエーションラボ室も兼務しています。主にUnityを使ったアプリ制作をしています。いつかTBSスパークルの強みを活かしたものが作れないか模索中です!
メタバースが人と人を繋いだ 立教大学イベント制作
デジタルクリエーションラボ室の業務で、私が最初に携わった「メタバース同窓会」は良い思い出です。
まだコロナの影響でイベント開催に制限があった頃、「メタバース空間なら安心して同窓会ができるんじゃないか?」という想いから始まった企画です。立教大学のホームカミングデー(卒業生や元教職員とその家族を招いた交流イベント)内のコーナーとして行われました。
立教大学の有名な第一食堂を3Dモデルで再現し、参加される方のアバターは学生時代の顔写真を基に作成しました。参加された方々は、学生時代を懐かしみながら、近況報告に花を咲かせていました。実際にその場にいるかのように、活き活きと交流する様子からは、強い一体感が感じられました。
そんな光景に出会い、この企画に参加できて本当に良かったなと思いました。
TBSスパークルで働く
どんなことにもチャレンジできる環境はTBSスパークルの強みだと思います。
あの現場に行きたい、これやってみたら面白そう、などなど。もちろんなんでも自分の思い通りとは行きませんが、必ずチャンスはもらえます。
そして、それは1つのジャンルに限った話ではありません。スポーツでもバラエティでもドキュメンタリーでも、手を挙げれば飛び込んでいける環境があります。
僕はスポーツとアプリ開発が好きなので、両方に携わり、やりたいことをやり尽くしています。ここまで色々なことにチャレンジできる制作会社はスパークルだけだと思っています。
入社間もない僕が「メタバース同窓会」に携わったときは、ディレクターの先輩やプロデューサーの方が親身になってサポートしてくれました。若手の成長を後押しする風土も魅力だと思います。
SCHEDULE OF ONE DAY ある一日のスケジュール
【アジア大会 現場での中継制作】
集合
宿泊しているホテルからバスでTBSスタッフが作業している(IBCと呼ばれる)場所に向かいます。
資料作り
この日は競泳の中継を担当。午前中に行われていた予選結果を元に決勝で使用するアナウンサー資料を作ります。この資料を少しでも間違えると放送に誤った情報が出てしまうので超超超慎重に作成します!
打ち合わせ
現地と本社の人たちと全員で今日の放送に関する打ち合わせを行います。特に自分が関わる競技がどのような流れで放送していくのかをしっかり確認します。
競技スタート
競技中は選手情報の変更があったらすぐ対応できるように放送席の近くで待機します。 地上波では一部の種目だけの放送になりますがU-NEXTでは全種目が配信されているので常に実況をしていきます。
インタビュー
競技終了後はアナウンサー・ディレクター・カメラマンと共にMIXゾーンに行き選手のインタビューを行います。インタビューで何を聞くのかもあらかじめ打ち合わせをして決めておきます。
反省会&勤務終了
放送終了後は全員で反省会&明日のスケジュールを確認して終了。 各競技の出先に行った人や演出、プロデューサーがそれぞれ明日以降の改善点を洗い出し、より良い放送にしていきます。