「下剋上球児」で新たな試みも
“ドラマのTBS”を支える監督
PEOPLE 多彩なクリエイター
映画をつくることは
“確かに残る何か”をつくること
平野 隆 TAKASHI HIRANO
エクゼクティブクリエイター職
- - 近年の主なプロデュース作品 -
- 2004年 「下妻物語」 カンヌJr.フェスティバル グランプリ受賞
- 2007年 「どろろ」 シッチェス•カタロニア映画祭 受賞
- 2009年 「余命1ヶ月の花嫁」、映画「感染列島」
- 2016年 「64-ロクヨン-前編/後編」 日本アカデミー賞優秀賞 10部門受賞
- 2017年 「8年越の花嫁」「忍びの国」「チア☆ダン」
- 2020年 「糸」 日本アカデミー賞優秀賞 3部門受賞
- 2020年 「三島由紀夫VS東大全共闘」
日本映画プロフェッショナル大賞特別賞受賞 - 2022年 「KAPPEI カッペイ」監督作品
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 受賞 - 2022年 「ラーゲリより愛を込めて」
日本アカデミー賞優秀賞2部門受賞 藤本賞奨励賞受賞 - 2023年 「禁じられた遊び」
平野 隆 TAKASHI HIRANO
エクゼクティブクリエイター職
- - 近年の主なプロデュース作品 -
- 2004年 「下妻物語」 カンヌJr.フェスティバル グランプリ受賞
- 2007年 「どろろ」 シッチェス•カタロニア映画祭 受賞
- 2009年 「余命1ヶ月の花嫁」、映画「感染列島」
- 2016年 「64-ロクヨン-前編/後編」 日本アカデミー賞優秀賞 10部門受賞
- 2017年 「8年越の花嫁」「忍びの国」「チア☆ダン」
- 2020年 「糸」 日本アカデミー賞優秀賞 3部門受賞
- 2020年 「三島由紀夫VS東大全共闘」
日本映画プロフェッショナル大賞特別賞受賞 - 2022年 「KAPPEI カッペイ」監督作品
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 受賞 - 2022年 「ラーゲリより愛を込めて」
日本アカデミー賞優秀賞2部門受賞 藤本賞奨励賞受賞 - 2023年 「禁じられた遊び」
PROFILE
平野 隆 TAKASHI HIRANO
エクゼクティブクリエイター職
- - 近年の主なプロデュース作品 -
- 2004年 「下妻物語」 カンヌJr.フェスティバル グランプリ受賞
- 2007年 「どろろ」 シッチェス•カタロニア映画祭 受賞
- 2009年 「余命1ヶ月の花嫁」、映画「感染列島」
- 2016年 「64-ロクヨン-前編/後編」 日本アカデミー賞優秀賞 10部門受賞
- 2017年 「8年越の花嫁」「忍びの国」「チア☆ダン」
- 2020年 「糸」 日本アカデミー賞優秀賞 3部門受賞
- 2020年 「三島由紀夫VS東大全共闘」
日本映画プロフェッショナル大賞特別賞受賞 - 2022年 「KAPPEI カッペイ」監督作品
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 受賞 - 2022年 「ラーゲリより愛を込めて」
日本アカデミー賞優秀賞2部門受賞 藤本賞奨励賞受賞 - 2023年 「禁じられた遊び」
きっかけ
求めていたのは“人生”を賭けて取り組める仕事
学生の頃より、根拠のない自信から様々なことにトライしてきましたが、これなら勝てるというものに巡り合いませんでした。ただ様々な仕事(趣味?)を深掘りしてきたおかげで、映画プロデューサーという守備範囲の広い仕事には非常に役立ったと思います。
常に求めてきたのは人生を通して取り組める仕事だったので、能力はさておき、自分が夢中になれるものでなくてはなりませんでした。
自分が死んだ後も“確かに残る何か“を作りたいという思いからも、映画は後悔のない選択だったと思います。
時代の“風を読む”
映画プロデューサーの仕事
私の場合、基本的に自分で企画を立ち上げ、プロデュースする事が多いので、企画から公開まで2〜3年かかることが多いです。振り返ってみても、傑作だと思える作品が必ずヒットするかと言えばそうではありませんし、あまり自信がなかったものが大ヒットすることもあります。恐らくその時々の時代感と、作品とのマッチングが成否を分けるのではないかと思います。だからプロデューサーは風を読む能力も備えていなくてはならないと思います。監督もやりましたが、準備、撮影、ポスプロに深くタッチするプロデューススタイルをとっていた為か、あまり困ったことはありませんでした。ただ「感染列島」で原作を書いたり、「糸」で原案を考えたりする時は、全く違う作家としての向き合い方をしました。
絶望からの大逆転
映画「黄泉がえり」のヒット
私の若い頃は徒弟制度バリバリの時代で、かなり尖っていた私にはプロデューサーになるチャンスなど全くありませんでした。ただ先輩が一人しかいない映画セクションに異動になり、なんとかチャンスを掴み、いくつか成功をおさめ、今後のプロデューサー人生を決定づけるであろう作品に挑みました。それが「黄泉がえり」(2003年)です。ただ公開当初、成績は芳しくなく、絶望の淵に落ちました。ところが2週目、3週目と口コミで動員が伸び、 最終的に興行収入31億円の大ヒットとなりました。その後スピルバーグのドリームワークスからリメイクのオファーを頂いた時には震えました。
今後は80歳になっても頑張っているジェリー・ブラッカイマーの背中を遠くから見ていきます。
TBSスパークルだからできる
若い人には働きやすいのでは。長期にわたる上下関係もないように見えます。
私に一人の部下もいないのが物語っています(笑)。