PEOPLE

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「最愛」「下剋上球児」などを企画
視聴者に“ワクワク”を届けたい

JUNKO ARAI

ドラマ/映画 プロデューサー
執行役員
2001年入社
  • - 近年の主なプロデュース作品 -
  • 2020年 「MIU404」
  • 2021年 「着飾る恋には理由があって」
  • 2021年 「最愛」
  • 2023年 「下剋上球児」
  • 2024年 映画「ラストマイル」

JUNKO ARAI

ドラマ/映画 プロデューサー
執行役員
2001年入社
  • - 近年の主なプロデュース作品 -
  • 2020年 「MIU404」
  • 2021年 「着飾る恋には理由があって」
  • 2021年 「最愛」
  • 2023年 「下剋上球児」
  • 2024年 映画「ラストマイル」

PROFILE

JUNKO ARAI

ドラマ/映画 プロデューサー
執行役員
2001年入社
  • - 近年の主なプロデュース作品 -
  • 2020年 「MIU404」
  • 2021年 「着飾る恋には理由があって」
  • 2021年 「最愛」
  • 2023年 「下剋上球児」
  • 2024年 映画「ラストマイル」

きっかけ
小学生からドラマ好き

初めてハマったドラマは『東京ラブストーリー』。小学生のころからドラマが好きで、気に入った作品はシナリオ本も読んでいました。「ドラマってどうやって作るんだろう」と思っていた中学時代、文化祭で劇をやる機会があって。自分で台本を書いて、役割分担を決めて、これは楽しいなと。それで「ドラマを作る仕事をしたい」と専門学校に進学し、この業界に来ました。
母親が舞台やミュージカルが好きで、よく連れて行ってもらいました。物語が好きなのは、その影響もあると思います。

大切にしている、敬意とチームワーク
プロデューサーの仕事

プロデューサーの仕事は、キャスティングやスタッフの編成、予算の管理など色々ありますが「どんなドラマにするか」という台本作りは外せません。台本作りでは「どうすれば楽しめるか」「ワクワクするか」、よく考えますね。見た人たちに「そうきたか」「来週も見たい」と思ってもらいたいので。原作がある場合は、原作をベースにしますが、オリジナルの場合は設定から考えます。

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プロデューサーデビューは2008年のTBS昼ドラマ『ラブレター』。そこで感じたのは「決断することが多いな」ということ。やはり「こういうドラマを作ろう」という旗振り役でもあるので、自分の意見がないと周りを困惑させてしまうんです。また自分が「こうしたい」と言った一言で多くの人が動くので、感動を味わうとともに責任の大きさを感じましたね。各部署との調整も多く、精神力の要る仕事だなと。

嬉しいことに、若くしてプロデューサーになってすごいと褒めてもらうことが多いんですが、本当に運が良かったなと思っていて。振り返ると、どんなときも誰に対しても同じ態度で接してきたのが今に繋がっているのかなと。助監督時代に一緒に苦楽をともにした方々が、時を経て企画を検討する立場になられたときに、「なんか企画ある?」と声をかけてもらえるようになって。チャンスが広がったなと感じました。立場や肩書き、有名無名に関係なく敬意を持って人と接するのって、大切なことだと思うので、だから自分も関わる仕事はチームワークを大切にするよう心がけています。

若い人たちにとってプロデューサーは、話しかけづらい存在だったりするので、大して用事もないのにスタッフルームに行って話しかけるようにしています。そうすると「ちょっとコレなんですけど…」って声をかけてくれるんですよ。わざわざ訪ねて聞く内容じゃないことも、気軽に聞いてくれてコミュニケーションが深まりますよね。あとは、私がこれまで付いてきたプロデューサーには、ご飯とかカラオケとか連れて行ってもらったので、自分がしてもらって良かったことは下の子たちにもやりたいなと思っています。

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リアリティにこだわった「下剋上球児」

野球ができる人を入れてやりたいと思ったので、約半年をかけてオーディションを大々的に行いました。本当に甲子園を目指してる人たちを呼んだんです。
もちろん落ちた子もいるし受かった子もいますが、チーム内で「落ちた子のためにも頑張らないと」という気持ちが溢れ出して、みんなの絆がどんどん強くなって。本物のチームになりましたね。あと、私自身、野球にそこまで詳しくないので、本人たちに撮影するシーンなどを相談します。練習のシーンの時に、何をしたら良いかというのを本人たちが考えてくれますし、「野球ではこういうことは言いませんね」みたいなことを教えてもらうこともあります。

次の目標は、国を超えたドラマ制作

オール海外ロケのドラマを作ってみたいですね。元々、新型コロナの前に海外での撮影を企画していたのですが、白紙になってしまった。今も、予算的にも厳しいし、申請の問題があったりするので難しいのですが、違う国の方たちと一緒にドラマを作るというのはどんな感覚なんだろうと。なんか面白そうだなっていう。ちょっと体験してみたいですね。

TBSスパークルだからできる

多様なジャンルを扱うTBSスパークルなので、バラエティで入社したけど、ドラマに興味が湧いて異動したり、ドラマで入社したけど、情報番組がやりたくなって異動したりもできる。もちろん、すぐに異動は出来ないかもしれないですけど、それなりに希望が叶えられる会社だと思います。あと、例えば親御さんの介護や自分が体調を崩したりして、どうしても現場から離れなきゃいけないときに、一旦、管理部門などに異動して、また戻ってくるというパターン。
やっぱり入ってみて気づくことだったり、働く中で自分の環境が変わることはあるじゃないですか。そういった面では、何度も挑戦できる会社なのではないかと思います。

MESSAGE

自分の作品を誰にでも無料で見てもらえるのがテレビ。目に見えて成果が分かるから、やりがいも喜びもあります。やりたいことがあって企画が面白ければ、入社1年目でもプロデューサーになれるチャンスはあります。いくらでも“下剋上”のある世界です。どんな作品を作りたいか、想像してみてほしい。下っ端のときでも、もらった台本を 「自分ならどう面白くできるかな」と考えれば、毎日は楽しいはず。学歴や要領の良さがなくとも「好き」という気持ちさえあれば、大抵のことは乗り越えられると思います。

メッセージイメージ
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