「下剋上球児」で新たな試みも
“ドラマのTBS”を支える監督
PEOPLE 多彩なクリエイター
「それスノ」「オールスター感謝祭」
出演者と“想い”をひとつに!
高市 輝久 TERUHISA TAKAICHI
- 2011年 バラエティ番組のSD、ドラマの助監督を担当。
- 2017年 「ジョブチューン」 ディレクター
- 2019年 「オールスター感謝祭」ディレクター
- 2019年 「関口宏の東京フレンドパーク」ディレクター
- 2020年 「炎の体育会TV」 ディレクター
- 2023年 「それSnow Manにやらせて下さい」 ディレクター
高市 輝久 TERUHISA TAKAICHI
- 2011年 バラエティ番組のSD、ドラマの助監督を担当。
- 2017年 「ジョブチューン」 ディレクター
- 2019年 「オールスター感謝祭」ディレクター
- 2019年 「関口宏の東京フレンドパーク」ディレクター
- 2020年 「炎の体育会TV」 ディレクター
- 2023年 「それSnow Manにやらせて下さい」 ディレクター
PROFILE
高市 輝久 TERUHISA TAKAICHI
- 2011年 バラエティ番組のSD、ドラマの助監督を担当。
- 2017年 「ジョブチューン」 ディレクター
- 2019年 「オールスター感謝祭」ディレクター
- 2019年 「関口宏の東京フレンドパーク」ディレクター
- 2020年 「炎の体育会TV」 ディレクター
- 2023年 「それSnow Manにやらせて下さい」 ディレクター
きっかけ
とにかくテレビの仕事がしたかった
元々は学生時代からドラマが好きで、自分もいつか「人の心を動かすドラマが作りたい」と思ったのがきっかけでテレビ業界を志望しました。ただ、バラエティやドキュメンタリー、スポーツなどジャンル問わずテレビを見ることが好きだったので、とにかくテレビの仕事がしたい一心で就職活動をした記憶があります。
入社後はバラエティ5年・ドラマ2年、両方のSDを経験しました。
何事においても “やってみなきゃ分からない”ことってたくさんあると思います。
私は業界に入って色んな仕事をして、色んな人と接していく中で、“バラエティのDになりたい”と思い、ご縁あってバラエティのディレクターになりました。
「それスノ」放送までの道のり
チーフディレクターの仕事
今は「それSnow Manにやらせて下さい」「ジョブチューン」「オールスター感謝祭」でディレクターをしています。
「それスノ」では、スパークル班のチーフディレクターという立場です。
ざっくりいうと、番組のトップに立つ総合演出・プロデューサーを中心に全スタッフが6つの班に分かれていて、そのうちの1班の班長を任されているという感じです。
まず担当の放送日が決まると、その日にどんな企画をやるのか総合演出と相談し、企画の方向性を決めます。
例えば“学校企画”となったら「視聴者はどんな学校に興味あるだろう?」
「日本でここにしかない○○学校って?」「こんな事できたら面白い」など色々な側面から考え、班のディレクターやSDとリサーチ、事前取材をし、より深掘りするため現地に行きロケハンも行います。
ロケハンは「実際に見て分かったこと・感じたこと」「イメージとは違った」などたくさんの発見があるのでスゴく重要です。その後、作家と一緒に番組やVTRの構成を考えていくのですが、ここまでで大体3週間〜1か月。
そしてロケ当日はSnow Manのメンバーに「こんな狙いを持って欲しい」など演出面の打合せや相談をしながら撮影をしていきます。
Snow Manのメンバー自身も「より面白いものにしたい」「たくさんの人に見て欲しい」という熱い気持ちを持っている人たちなので、“出演者と同じ想いで一緒に番組を作れていること”は本当に幸せだなって思っています。
ロケもスタジオも…Snow Manと“一緒に作り上げる”喜び
「それSnow Manにやらせて下さい」で印象に残っているのが、学校企画。
ロケに行ったのは京都の舞鶴市にある「海上保安学校=海の警察と呼ばれる海上保安官を養成する学校」です。
渡辺翔太さんと元レスリング選手の吉田沙保里さんが「1日転校生」となり、実際の訓練を受け、その学校の魅力を伝えていくというもの。ロケでは、普段見たことない光景だったり、予想していなかった展開や2人が本気で頑張る姿に心打たれたりと、色んな感情が湧き起こりました。
ロケ後は、担当のディレクターが一度編集したものを自分がチェックし、最終的に総合演出にチェックしてもらいます。
「サブ出し」と言ってスタジオにいる出演者にVTRを見てもらう収録があるのですが、この時が一番楽しみでもあり、緊張します。
「ここで驚いてくれよ?笑ってくれるか?」「皆どんなリアクションするんだろう?」
という答えを、直に感じられるからです。
実際この時は皆、驚いたり笑ったり「リアクション良かったなー」と感じられた回でした!
収録後、ロケに一緒に行った渡辺翔太さんから「マジ面白かった!」と言ってもらえて、「あざす!(良かった!また面白いもの作れるよう頑張ろ!)」と思ったことを、今でも覚えています。
TBSスパークルだからできた
“人とのつながり”
ドラマ、バラエティ、スポーツ、ニュース、アニメなど一つのジャンルに捉われず、やりたいと思ったら色々なジャンルに挑戦できることがTBSスパークルの強みだと思います。
自分自身がそうですが、入社前はドラマをやりたいと思って入社しましたが、 1年目はバラエティに配属、どうしてもドラマがやりたくてドラマも経験させてもらいました。
実際にやってみて「バラエティって面白いな!」ってなったんですけど…
これってTBSスパークルだからできた経験で、スパークルだから会社を変えずにやれたことで、もっというとスパークルだから部署の垣根を超えて“人とのつながり”ができ、それが財産だなって思います。
自分が担当するバラエティ番組にドラマの出演者に出てもらう時、ドラマスタッフの協力あってこそなんですが、こんな風に思います。
TBSスパークルでドラマもバラエティも経験したことでできた“人とのつながり”が、仕事に活かせられて良かったな、と。