「下剋上球児」で新たな試みも
“ドラマのTBS”を支える監督
PEOPLE 多彩なクリエイター
“侍ジャパン世界一”を中継
テレビマン人生で最高の瞬間
手塚 準 JUN TEZUKA
- 2005年 野球、サッカー、バレーボールなどの中継番組サブディレクター。
- 2015年 スポーツニュース部ディレクターとして「news23」「S☆1」プロ野球 ヤクルト・西武を担当。
- 2020年 中継制作部 野球中継チーフディレクターとして「日本シリーズ」「WBC」「世界陸上」「東京五輪」を担当。
手塚 準 JUN TEZUKA
- 2005年 野球、サッカー、バレーボールなどの中継番組サブディレクター。
- 2015年 スポーツニュース部ディレクターとして「news23」「S☆1」プロ野球 ヤクルト・西武を担当。
- 2020年 中継制作部 野球中継チーフディレクターとして「日本シリーズ」「WBC」「世界陸上」「東京五輪」を担当。
PROFILE
手塚 準 JUN TEZUKA
- 2005年 野球、サッカー、バレーボールなどの中継番組サブディレクター。
- 2015年 スポーツニュース部ディレクターとして「news23」「S☆1」プロ野球 ヤクルト・西武を担当。
- 2020年 中継制作部 野球中継チーフディレクターとして「日本シリーズ」「WBC」「世界陸上」「東京五輪」を担当。
きっかけ
プロ野球中継に夢中だった少年時代
30年前、私が小学生だった頃は、毎日ゴールデン帯でプロ野球中継が放送される時代でした。野球少年だった私も、毎日食い入るようにテレビを観ていました。その影響もあって、スポーツ中継に関わる仕事がしたいと思い、この業界に飛び込みました。
何十年も働くことを考えた時、じっとしていられない性分もあり、社内や同じ場所にずっと居ることが多い仕事より、外に出て色々な場所に行ける仕事がしたかった、ということもあります。
スポーツ中継全体の“監督”
チーフディレクターの仕事
野球中継に関わるスタッフは、制作・技術あわせて30人程度。WBC規模になると、トータル200人以上もいます。制作スタッフのポジションも様々で、中継車から全体を指揮するチーフディレクター、スローVTRを指示するディレクター、ハイライトなどを作成するディレクターや解説・実況に指示する放送席ディレクターなど役割が細分化されています。
中継はチームプレーが非常に大事な仕事です。全てのスタッフが同じ意識で臨まないとミスに繋がりますし、良い映像を作れません。私が担当しているチーフディレクターは全体を把握し、各ポジションに指示をするチームの監督のような役割を担います。
スポーツ中継の醍醐味を肌で感じたWBC
日本中を熱狂させた2023ワールド・ベースボール・クラシック。
大会開幕の半年以上前から打ち合わせと準備を重ね、スポーツ以外の番組(情報番組、報道、バラエティ)が一丸となって大会を盛り上げた結果、1次ラウンドの日韓戦は世帯視聴率44.4%を記録。
視聴率が全てでは無いと思いますが「テレビは終わった」と言われる時代に、多くの人がテレビを観て熱狂してくれたことに「まだまだテレビもやれるぞ!」と今後のモチベーションになりました。
そして、侍ジャパン世界一の瞬間を現地アメリカから中継できたことは、テレビマン人生で最高の瞬間!もう思い残すことは無いと感じたぐらいです。
スポーツの現場の魅力は、胸が熱くなる瞬間を味わえること。トップアスリートが人生を懸けて勝負する筋書きのないドラマをどう描くか?それがスポーツ中継の醍醐味です。
TBSスパークルで働く
年齢に関係なくコミュニケーションを積極的に取れる、人に優しい環境が魅力だと感じます。若いスタッフは、問題にぶつかると自分で解決しようと思い悩んでしまう事があると思いますが、安心してください!ここではすぐに先輩に相談ができます。アドバイスを受けながら、最終的には自分で問題を解決できるよう成長を促してくれるはずです。風通しの良さから、逆に先輩から若手スタッフに質問する事も多々あります。
中継制作部は、近年のネット配信の普及もあり、野球・サッカー・バレーボール・バスケットボール・陸上など、一年中スポーツ中継を行っています。それだけ活躍の場があるということは、若手スタッフにチャンスも多いということです。実際、入社1年目から現場で活躍しているスタッフがほとんどです。